2018年の大晦日から、日記をはてなブログに投稿している。更新頻度はまちまちで、寝る前に書くこともあれば、10日くらい空いてしまうこともある。そんなときは自分のツイートを見返して、その日のできごとを思い出す。ツイートを日記としてもいいのだけれど、1日/24時間で強制的に区切られた枠の中で文章にまとめたい。
自分が書くのと同じくらい、誰かの日記を読むことはおもしろい。インターネットのおかげで、今はその気になればいくらでもだれかの日記が読める。好きな食べもの、楽しみな予定。悲しいできごと、忘れられない景色。それらのどれにも当てはまらない、取るに足らないような、けれども書いてしまったこと。あえて書かなかったこと。文体や更新頻度。日記にまつわるすべてのことがヒントになって、少しずつわかってくる。他の誰でもない、あなたの存在を。
なぜ自分が日記に惹かれるのか、深く考えてみたいと思いました。そのための特集です。わたしたちはひとりで、ひとりだからこそ前に進むことができるーーその第一歩として、日記から始めましょう。